-花-


その日もG&Wは庭の手入れをしていた。

庭には(洒落ではない)G&Wが心を込めて育てた花が、綺麗に咲き誇っている。

マリオ「ミスター、リンクがもうすぐお昼が出来るってさ」

マリオが伝言を伝えにきた

G&W「分かりました。これが終わったら行きます」

マリオ「そうか、…しかしミスターは大変だな、毎日これだけの花を手入れしてるんじゃ。」

G&W「そうでも無いですよ?花の手入れは嫌いでは無いですし…よければマリオさんもやりますか?」

マリオ「お、俺はいいよ…じゃ、早くこいよ」
G&Wの言葉(サインボードに書いた文字だが)をかわし屋敷に帰った

暫くするとサムスがやって来た。

サムス「あらミスターご苦労さま。」

G&W「私は戦いに向いて無いのでこれくらいしか出来ませんから…」

サムス「あら?そうかしら?…でも、ミスターが育ててくれた花を見てると、心が和むわ。この花をもう一度見るためにも、絶対帰ろうって。任務の時はやる気にも繋がるし。」

G&W「…有り難うございます」

G&Wはとても嬉しく思った

自分は三騎士や三悪役と違い、とても戦いには向いて無い。任務も出ない方が多く、自分に意味があるのかと思ってた。

だが、サムスのように、この花を見て心を和ませ、穏やかになれる人や、やる気を出す人、この花の蜜で生きてる虫もいる…この花の蜜を食べるのは、必ずしも虫では無い―むろん、カービー、ヨッシーの二匹の事である―が…

自分は必要とされている

その事をミスターは嬉しく思った





後書き



シンさんからのいただきものです。
よく考えたら、私がやるG&Wのネタって二次元ジョウロくらいしかないですよね。自分で設定しておきながら・・・。
やっぱり花を見ると心が和みますよね〜。

シンさん、素敵な小説をありがとうございます。